入浴中に、浴室のタイルが汚れてきたなと感じたことはないでしょうか。浴室は水垢やカビがつきやすく、定期的にメンテナンスをしておかないと汚れが目立つようになります。浴室のタイルが汚れてしまった時は、塗装をし直して綺麗にするのもよい方法です。今回は浴室のタイルを塗装する方法について、詳しく解説していきます。
タイルを自分で塗り替えることもできる?
浴室のタイルが汚れてしまった時は、塗装し直すことで綺麗にすることができます。必要な道具さえ揃えれば、自分でも塗装することは可能です。ブラシや塗料、プライマーなど、塗装に必要な道具はホームセンターなどで揃います。どれもそれほど高価なものではないため、DIYで塗装をすれば費用を安く抑えることができます。お金をかけずに、浴室のタイルを新品のように生まれ変わらせることができるのが、DIYの大きなメリットです。ただし、やり方を間違えると思ったような仕上がりにならないため、自信がない方は専門の業者に依頼したほうがよいでしょう。
浴室のタイルを塗装する手順!
#タイルの汚れを落としておく タイルを塗装する前に、しっかりと表面の汚れを綺麗にしておくことが大切です。汚れが付着した状態で塗装をしてしまうと、仕上がりが汚くなったり、塗装がすぐに剥がれてしまったりします。布巾で汚れを拭き取るか、汚れが酷い場合には水洗いしておくのもよいでしょう。ただし、水洗いした場合は、完全に乾いてから塗装を始めるようにしてください。
タイルにひび割れがある場合は補修する
タイルにひび割れができてしまっている場合は、事前に補修しておきましょう。多少のひび割れであれば、サンドペーパーを使い磨けば補修できます。大きなひび割れや、欠けがある時はパテが必要になります。パテをひび割れ部分に塗り込み、表面が平らになるように補修してください。
塗装しない部分にマスキングテープを貼る
そのまま塗装をすると、塗らなくてもよい部分まで色がついてしまうため、事前にカバーしておく必要があります。マスキングテープを使い、塗装が必要ない部分をカバーしてください。
プライマーを塗布する
事前準備が終わったら、塗装をする前にプライマーを塗布します。プライマーは、塗料をタイルに密着させるためのものです。タイルは表面がツルツルとしているため、そのまま塗装をするとすぐに剥がれてしまいます。市販されているタイル用のプライマーを用意し、塗装するタイル部分に塗布してください。プライマーは乾くのにある程度時間がかかるため、塗布した後は30分から1時間程度は乾燥させましょう。
塗装する
自分が好きな色の塗料を用意し、タイルに塗っていきます。一度で綺麗に仕上げようとせず、重ね塗りすることがポイントです。まず1回タイルを塗ったら、数十分時間をおいて乾燥させます。乾燥したら再度塗料を塗るという工程を何度か繰り返してください。重ね塗りを何度が行い、タイル全体を塗ることができたら乾燥させて塗装は終了です。
マスキングテープを剥がして仕上げをする
完全に塗料が乾いたらマスキングテープを剥がします。これで作業は終了ですが、より美しく仕上げたい場合はニスを塗るとよいでしょう。乾いた塗料の上からニスを塗ると、艶が出てより美しい仕上がりになります。ただし、ニスを塗るかどうかで仕上がり具合が変わるため、好みに合わせて塗るかどうか決めてください。
浴室のタイルを綺麗に塗り替えよう!
タイルを塗り替えて綺麗にするだけでも、浴室の雰囲気は大きく変わります。DIYで塗装することも可能ですが、自分でやるのは自信がないという方もいるでしょう。そういう時は、専門の業者に塗装を依頼するのも1つの方法です。専門業者なら、難しい箇所の塗装もプロの技術でしっかりと対応してくれます。状況や予算に合わせて、DIYで行うか業者に依頼するか検討してみましょう。